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自宅で気をつけたい感染予防【消毒と除菌の違い】

              

感染症の季節になると、除菌や抗菌という文字がスーパーなど日用品の買い物でよく目につきませんか?

洗剤系薬品では、洗濯洗剤・食器洗剤・トイレ洗剤・ハンドソープなどがあると思います。

ウェットティッシュやお尻ふきでも除菌のマークがついていますね。

スポンジや歯ブラシ、絆創膏などは抗菌といった加工がなされている事が多いと思います。

これらの用語は一体どういった意味があるのでしょうか?

なやみ
消毒や殺菌、除菌や抗菌の違いを知りたい

今回は、感染予防に気をつける際、消毒や殺菌・滅菌、除菌や抗菌といった名前の違いと、感染に対して行われている標準的な予防策について考えていきたいと思います。

自宅で気をつけたい感染予防【消毒と除菌の違い】

感染で気をつけたいポイントと言えば、まず手洗い・うがいではないでしょうか?

これは小さい子供の頃から習慣付けられていることと思います。

人は皮膚の無いところから感染します。

口や喉の粘膜、鼻や眼の粘膜からウィルスや細菌が感染するという事です。

こういった眼・鼻・口によく接触するのが手であり、他の人と共有しているトイレやテーブルなどを触った手で自分の粘膜を触る事で感染してしまう場合が一般的です。

ですので手洗い・手指消毒は最も基本的な感染予防対策となっています。

これは医療機関でも、手洗い・手指消毒の標準予防策(スタンダードプリコーション)として実践されている考え方です。

手洗い・手指消毒などの薬品には石鹸やハンドソープ、アルコールジェルなどの消毒剤がありますが消毒とは細菌に対してどのような効果があるのでしょうか?

消毒:細菌の数を減らすための処置法ですべての細菌除去はできない。

殺菌:全てではないが、菌を殺すこと。

除菌:増殖可能な細菌の数を減らすこと。

抗菌:菌の増殖を防ぐこと。

手洗い・手指消毒の方法

石鹸を泡立ててから30秒間、手洗いミスの多い場所に気をつけて手首までしっかり洗いましょう。

アルコール消毒剤より優れている点は、細菌を流水で洗い流し、ペーパータオルで拭き取る事ができる点です。

手洗いのタイミングとは①食べ物を取り扱うとき②掃除のあと③自分・他人の顔を触るとき

手洗いミスの多い部位(🟣部分)爪(爪の間)指の間親指

最近では、消毒剤が普及するようになりました。アルコールジェルやスプレーをよく見かけます。

アルコール消毒剤は、手に付けてから両手で擦り乾燥させることで消毒効果を発揮します。

手洗いよりも簡便でこまめに手指消毒できる点が優れています。

手洗いと消毒薬の使い分けは手に目に見える汚れがある場合は流水手洗い、そうでない場合は消毒薬を使うと良いとされています。

滅菌・殺菌・消毒と除菌・抗菌について

滅菌・殺菌・消毒について

  1. 滅菌・・・もっとも厳しい処置方法。すべての菌を死滅させ除去する「全滅させる」という事で、菌の生存する確率が100万分の1以下になる事を定義としている。人体ではあり得ない状況で、人の細胞ごと死滅させなければならないことになる。滅菌処理した手術用具などに対して使う用語が一般的。
  2. 殺菌・・・菌を死滅させる「菌を殺す」という事であるが、滅菌のように「全滅させる」ほどではない。菌の一部でも死滅していれば殺菌効果があるとされる。
  3. 消毒・・・細菌を死滅または害の無い程度まで減らす。または、菌の感染力を失わせるなど毒性を無力化する事を言う。

殺菌・消毒という表現は、消毒薬などの「医薬品」や、薬用石けんなどの「医薬部外品」で使用されているようです。

除菌・抗菌について

  1. 除菌・・・増殖可能な細菌の数を減少させる事で、除菌をしなかった場合と比べると除菌したほうが細菌の増殖を抑える事ができる。
  2. 抗菌・・・菌の増殖を防止すると言う意味。どれくらい抑えるかなどの定義は無い。

除菌・抗菌という言葉は、洗剤や漂白剤などの「日用雑貨品」で使用されているようです。

また、除菌や抗菌は、菌自体を死滅させることはできない、菌の増殖を防ぐ効果があるという事を表現している。

よく見かける台所用スポンジやウェットティッシュにある除菌効果は、菌の増殖を防ぐ効果があるということ。

菌自体を死滅させたり除去したりする効果はないという表現であることに注意が必要だと思います。

よくある間違い

除菌・抗菌作用のあるウェットティッシュで食事前のテーブルを拭いても菌は除去できていない。(菌の増殖を防いでいる)

  • 飲食店では、殺菌作用のあるテーブルクロスを使ったり、消毒剤を噴霧し拭き取る事で細菌除去していると思われます。

薬用ハンドソープは殺菌作用があるが、手洗いにおいてはしっかり泡立てて、手洗いミスの部分に気をつけて十分に洗う事が重要。

  • 石鹸の性能よりも洗い方をしっかりした方がしっかり菌を除去できている。
  • アルコール性手指消毒剤も、手洗いミスの多い部分に重点的に浸してしっかり擦る事が大切。

まとめ

  • 殺菌は菌を殺す作用があるという表現
  • 消毒は毒を消す(無毒化する)という表現

医薬品や医薬部外品などの表示がある商品はそれなりの基準をクリアしているという表記

  • 除菌は増殖する菌の数を減らすという表現
  • 抗菌は菌の増殖を抑えるという表現

このようにとらえて商品を選ぶ時の参考にしています。

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